【フランクフルトモーターショー11】アウディ A2…日本サイズのEVコンセプト

自動車 ニューモデル モーターショー
アウディA2コンセプト(フランクフルトモーターショー11)
アウディA2コンセプト(フランクフルトモーターショー11) 全 9 枚 拡大写真

コンセプトカーの発表ではあるが、欧州では、約6年ぶりの復活となったアウディ『A2』。13日にドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11では、この『A2コンセプト』の詳細が公表された。

注目は、EVパワートレインの中身。モーターは最大出力116ps、最大トルク27.5kgmを発生。シングルスピードのトランスミッションを介して、前輪を駆動する。

二重構造のフロアに置かれる二次電池は、蓄電容量31kWhのリチウムイオンバッテリー。0-100km/h加速は9.3秒、最高速は150km/h(リミッター作動)、1回の充電で最大200kmが走行可能だ。

充電は、230Vソケットで約4時間。400Vの急速チャージャーで約1時間半。「ワイヤレスチャージング」と呼ばれる新方式も導入する。ボディには、アルミを主体にCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)が使われ、車両重量は1150kgと軽量に仕上げられた。

ボディサイズが全長3804×全幅1693×全高1494mmと、日本の5ナンバー枠に収まるコンパクトボディなのも、A2コンセプトの特徴。それでいて、大人4名がゆとりをもって乗車できる室内空間も備えている。まさに、日本サイズのEVコンセプトといえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る