ダイハツ工業の伊奈功一社長は、新型『ミライース』について「軽自動車の原点に戻って日常の足、低燃費、低価格、使いやすさを重視した第3のエコカーとして開発」したと述べた。
新型車イースは最廉価グレードが80万円を切る低価格なのに加え、燃費もリッター30km(JC08モード)とマツダ『デミオ』を抜いてガソリン車最高の低燃費性能を達成した。
自動車業界が環境対応を迫られているが、伊奈社長は「ハイブリッドカーは、軽自動車はコストやスペースの問題から展開しづらい」と説明。その上で「ガソリンエンジンは今後も需要は多く、特に新興市場ではまだまだ伸びる。ガソリンエンジンを徹底的に低燃費化することは世界的に貢献することで、それが軽自動車メーカーの役割」と宣言した。