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トヨタのTSC(トヨタスマートセンター)
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 米国の標準化団体「IEEE(アイ・トリプル・イー)」は、電力システム、アプリケーション、電力機器にかかわるエネルギー技術と情報技術の運用について、スマートグリッドの相互運用性を定めるための指針として、「IEEE 2030」を承認、発行することを発表した。

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 IEEE 2030の策定により、世界的に重要なスマートグリッドの相互運用性の参照モデルとルールを確立し、インフラストラクチャを計画中の公共事業者、 スマートグリッド関連のメーカーや研究者および科学者、また、スマートグリッドの運用や規制を検討中の政府などに採用される見込み。

 またIEEE 2030では、「IEEE P2030.1」「IEEE P2030.2」「IEEE P2030.3」という拡張版についてもすでに業界標準の作業が始まっている。

 IEEE P2030.1は、電気自動車とその関連インフラストラクチャに携わる公共事業者、製造業者などが、個人向け・公共向け陸運への応用に取り組もうとする際に採用できるガイドライン。IEEE P2030.2は、各種のシステムトポロジの相互運用特性を定義し、ユーザーが蓄電システムについての理解を深め、個別システムやハイブリッドシステムを電力インフラストラクチャの一部として適切に統合し、互換的に利用できるろいうことを説明しようとするもの。そして IEEE P2030.3は、蓄電装置やシステムが、蓄電の相互接続標準に準拠しているかを検証するテスト手順の標準を策定しようとするものだ。

スマートグリッドの相互運用ルールを確立する標準規格「IEEE 2030」が発行へ

《編集部@RBB TODAY》

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