昭和電工、ケーヒンへの熱交換器事業の売却を延期 中国での手続きに時間

自動車 ビジネス 企業動向

昭和電工とケーヒンは、昭和電工の自動車空調用熱交換器事業会社であるサーマル・テクノロジーの株式を、10月1日付けでケーヒンに売却することで合意していたが、2012年1月1日に延期すると発表した。

株式の譲渡を延期するのは中国での競争法に基づく手続きの遅れが見込まれることから。中国政府は中国に拠点のあるグローバル企業の合併や買収などで慎重な判断を下す傾向にあり、時間がかかるケースも相次いでいる。

昭和電工を分割会社としサーマル・テクノロジーを承継会社とする吸収分割による会社分割効力発生日も10月1日から2012年1月1日に変更する。

株式譲渡の延期に伴う業績への影響は、昭和電工の連結売上高が約60億円の増加が見込まれるが、営業利益、純利益への影響は軽微としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. スバル『レオーネ』のピックアップ『ブラット』、670馬力のジムカーナマシンに変身…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る