昭和電工、ケーヒンへの熱交換器事業の売却を延期 中国での手続きに時間

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昭和電工とケーヒンは、昭和電工の自動車空調用熱交換器事業会社であるサーマル・テクノロジーの株式を、10月1日付けでケーヒンに売却することで合意していたが、2012年1月1日に延期すると発表した。

株式の譲渡を延期するのは中国での競争法に基づく手続きの遅れが見込まれることから。中国政府は中国に拠点のあるグローバル企業の合併や買収などで慎重な判断を下す傾向にあり、時間がかかるケースも相次いでいる。

昭和電工を分割会社としサーマル・テクノロジーを承継会社とする吸収分割による会社分割効力発生日も10月1日から2012年1月1日に変更する。

株式譲渡の延期に伴う業績への影響は、昭和電工の連結売上高が約60億円の増加が見込まれるが、営業利益、純利益への影響は軽微としている。

《レスポンス編集部》

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