スズキは、小型乗用車『ソリオ』と軽乗用車『MRワゴン』と、新型MRワゴンに採用している「タッチパネルオーディオ」が、日本デザイン振興会による「2011年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
MRワゴンは、オリジナル(先代)の良さを生かしながらコンパクトにまとめられていることや、外形デザインでは軽いウエッジシェイプで、単なる箱ではなくトレンドを意識し時代性を反映したエモーショナルな動きをさりげなく表現している、として評価された。特にフロントは、ヘッドランプとアンダーグリルを強調、シンプルだが個性的な表情を出している点が高い評価を得た。
ソリオは、小ささを感じさせないフロントマスクの凄味ある表情や、このクラスの小型車でスライドドアが両サイドに設定されている点などが評価された。
MRワゴン用タッチパネルオーディオは、ターゲットとなる軽自動車というカテゴリーのユーザーに合わせたデザインを実現していることや、多様なアイデア、タッチパネル操作、イルミネーションの演出、操作時の軽快な効果音など、きめの細かい演出にこだわりが感じられるデザインだとして高い評価を受けた。また、コストパフォーマンスが高いことも魅力の一つとしている。