サーブ、中国企業からのつなぎ融資が初めて実行

自動車 ビジネス 国内マーケット
サーブのスウェーデン・トロールハッタン本社工場(参考画像)
サーブのスウェーデン・トロールハッタン本社工場(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

経営危機状態にあるスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社に対して、中国企業からのつなぎ融資が、初めて実行されたことが分かった。

これは13日、サーブの親会社のスウェディッシュオートモビルが明らかにしたもの。中国浙江省の民営自動車メーカー、青年汽車集団から12日、初のつなぎ融資が実行され、サーブがこれを受領したことが確認されたという。

2回目のつなぎ融資は、22日までに行われる見込み。これらのつなぎ融資は、総額7000万ユーロ(約74億円)の一部。

しかし、スウェディッシュオートモビルは、青年汽車集団とパンダオートモビルトレード社(厖大汽貿集団)によるサーブに対する2億4500万ユーロ(約260億円)の出資計画について、「現時点では中国政府の承認が得られていない」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  3. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る