工場で使うエネルギーを見える化 パナソニックがシステムを開発

自動車 ビジネス 企業動向
システム概要図
システム概要図 全 1 枚 拡大写真

パナソニックは、エネルギー管理ノウハウを凝縮した工場向けエネルギー見える化システム「SE-Navi」を開発、10月13日から受注を開始した。

システムは、パナソニックがグループ内の生産拠点で取り組んできた省エネのノウハウやエネルギー管理ロジックに加え、グループ子会社のパナソニック環境エンジニアリングが提供している省エネ診断サービスのノウハウ、パナソニック・システムソリューションズ・ジャパンの「エコ見える化システム」の一部機能を融合させた。工場の省エネを強力にサポートするトータルソリューションとして提供する。

工場内の電気、ガスなどの基幹エネルギー量、設備の稼働状態把握に直接寄与する流量、圧力、温度、湿度などの物理データ、生産数量からエネルギー利用効率を把握し、迅速な省エネ対策立案/効果試算/検証の精度向上をサポートする。また、コンプレッサ、ボイラ、冷凍機などの原動設備の長期的な効率変動をグラフで表示し、設備の劣化やメンテの必要性を把握、設備の消費エネルギーのムダ削減を支援する。

今後は、生産数量と消費エネルギーから算出される原単位をパナソニック独自の省エネ判定手法に基づいて分析判断し、ラインや設備の課題点をタイムリーに抽出する「省エネナビ機能」を付加させる予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る