モータージャーナリストが「母と子の楽ラク運転講習会」を開催

自動車 テクノロジー 安全
ロールオーバーシミュレーター
ロールオーバーシミュレーター 全 8 枚 拡大写真

2011年10月29日、東京お台場にて日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)の主催する「母と子の楽ラク運転講習会~お父さんもご一緒に~」の初日が開催された。

イベントは共催となる「モータースポーツジャパン2011フェスティバル イン お台場」と同じく、翌30日まで2日間の予定で行われる。

「母と子の楽ラク運転講習会~お父さんもご一緒に~」は、母親と子供の交通安全促進を図る目的で、モータージャーナリストが年に一度ボランティア事業として開催する安全運転講習だ。講師陣は同団体に所属するモータージャーナリストたち。今年も約50名のジャーナリストが参加している。

「目的はお母さんはもとより、まず子供を守りましょう! という思いがあります。子供を交通事故から守るには、お母さんに交通安全を教える必要があります。お母さんは免許を取得したとき以来、運転を教えてもらっていませんからね」と、日本自動車ジャーナリスト協会の会長・日下部保雄氏は開催の目的を説明する。

用意されるプログラムは、ABSや横滑り防止装置のESCを効かせるほどの急ブレーキ体験にはじまり、クルマの転倒を体験できるロールオーバーシミュレーターやエアバッグ展開のデモンストレーション、ディーゼルエンジン車の試乗など。約10のプログラムを1~2時間かけて体験する。

対象は小学6年生までの子供と母親。家族の同伴は可能で、託児所も用意されている。参加費は無料で予約も不要。1日80組限定で、当日、現地で受付を済ませれば参加できる。

「毎年、体験した人たちはものすごく喜んでいただけています。非常に有意義なイベントになっていると思います」と日下部氏は胸を張る。

また、会場の隣では国産から輸入ブランドまで17の自動車メーカーの展示スペースと試乗コースを用意。こちらも参加費無料の「ふれあい試乗会」を実施。当日受付で各社の最新モデルの同乗試乗が楽しめるとあって、受付には長蛇の列ができていた。

《鈴木ケンイチ》

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