スバル富士重吉永社長「米国では全く車が足りない状態」

自動車 ビジネス 海外マーケット
スバル インプレッサ 新型(北米仕様)
スバル インプレッサ 新型(北米仕様) 全 3 枚 拡大写真
富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は1日に行われた2012年3月期第2四半期決算会見で、米国市場について「全体の景況感が悪くなる懸念もあり、注意深く見守る必要がある」と述べた。

とはいうものの、スバルの場合は全く別とのことだ。「実際の販売動向でいうと、10月末の米国の在庫が1万7000台しかなく、月に2万台超売っているスバルからすると、少なくとも4万台以上あってもいい。今は全く車が足りない状態だ」と吉永社長。

しかも、引き合いも相当強く、さらに在庫が逼迫する可能性が高い。そのうえ、これから新型『インプレッサ』の発売も予定されているので、スバルの米国での販売はさらに伸びそうだ。吉永社長は米国の景況感よりも、自社の新車供給体制のほうを心配している様子だった。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る