車道に倒れていた女性はねられ死亡、他車両も関与か

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10月29日午前0時50分ごろ、佐賀県伊万里市内の国道204号で、車道に倒れていたとみられる44歳の女性が乗用車にはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。この事故の以前に他車両がはねた可能性もあるとみて、捜査を行っている。

佐賀県警・伊万里署によると、現場は伊万里市二里町大里乙付近で片側2車線の直線区間。信号機や横断歩道は設置されておらず、交通量が多いために横断自体も禁止されている。同市内に在住する44歳の女性は、車道に倒れこんでいたとみられるが、これに気づかず進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察では乗用車の運転していた男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

調べに対して男性は「何かを踏んだような感触を異常に思ってクルマを止めた。歩いて戻ってみたら、路上に倒れている女性を発見した」などと供述しているようだ。

現場には街灯が無く、事故当時は濃霧が発生していて視界は非常に悪かった。男性のクルマに衝突痕は見当たらず、遺体の状況から警察では他車両が女性をはね、そのまま逃走した可能性もあるとして、通過車両の割り出しを進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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