マツダ、通期純利益は190億円の赤字に
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営業利益は第2四半期から黒字転換しているものの、通期では従来の200億円の黒字から損益トントンに下方修正した。上期は第1四半期の大震災の影響などにより、営業損益は231億円の赤字となった。
通期の世界販売は従来計画より5万台多い131万台(前期比3%増)に修正した。山内孝社長は販売計画増について「SKYACTIVE技術のデミオやアクセラが下期にフルに寄与する」と説明した。
下期は各利益段階で黒字を確保するものの、上期の赤字が大きいことや円高が進んだこともあって最終損益は赤字となる。下期の為替は1ドル76円、1ユーロ105円を前提としている。
《池原照雄》