BMWグループは3日、2011年第3四半期(7〜9月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比3.8%増の165億4700ユーロ(約1兆7870億円)。純利益は10億8200万ユーロ(約1170億円)と、前年同期に対して23.8%増を達成した。
2011年第3四半期の世界新車販売は、前年同期比9%増の39万9218台。このうち、BMWブランドは8.2%増の33万2066台だった。
2011年1-9月の車種別実績では、『5シリーズ』が前年同期比61%増の25万0566台。『X1』が30.4%増の9万4294台、『X3』が前年同期の2倍以上の8万3754台と支持された。市場別では、中国が45.9%増の17万8232台、北米が13.9%増の24万5903台と好調だ。
BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「販売台数、売り上げ、収益性と、第3四半期は過去最高の実績」と述べている。