【BMW i 日本公開】i3 は都市部利用を前提にデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
BMW i3
BMW i3 全 9 枚 拡大写真

BMWのサブブランドとして注目を集めている「BMW i」のモデル2台が、東京モーターショーに先駆けて日本公開された。

そのうちの1台、『i3』は、「目的志向型のライフドライブモジュールなので、ワンモーションのボックスデザインとなっています」と語るのはBMW iインテリアデザイン責任者のダニエル・スタークさん。そして、「小さなオーバーハングにより非常に俊敏性が強調されていますし、さらに、ダイナミックにも感じてもらえるでしょう」。

そして、BMWのホフマイスターキンクとの接続性を持たせているストリームフローは「(i3は)メガシティビークルなので、より視認性を強化しています。例えば自転車が周りにいるなどが良くわかるように視認性を格段に高めているのです。そのために窓のサイズも広くしてあります」と話す。

また、ボディにはブラックのサーフェスがフロントからリアに繋がっている。「これはブラックベルトといい、パッセンジャー部分やラゲッジスペースのすべてのエリアを覆うような形になっているのです」。さらにボディの特徴としてi3のドアは観音開きとなり、センターピラーが無いことから、非常に乗降性が高くなっている。

室内の特徴として、スタークさんはシートを挙げる。「これはクレバーなデザインです。フロントとリアのシートはベンチシート。メガシティで駐車をする場合、車道側は交通が多く降りることが出来ないことが考えられるので、歩道側に移動して乗り降りすることを考慮しているのです」と使い勝手を強調する。また、シートの薄さやインパネ周りを最小限に抑えることで、非常に広い室内空間が実現できたと述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る