【メルセデス予防安全】24GHz帯レーダーを使ったクルーズコントロール 日本初

自動車 テクノロジー 安全
フロントグリルに埋め込まれているのは中距離用の77GHzレーダー。日本初採用の24GHz帯レーダーはバンパー(ヘッドライト下)の丸い部分。
フロントグリルに埋め込まれているのは中距離用の77GHzレーダー。日本初採用の24GHz帯レーダーはバンパー(ヘッドライト下)の丸い部分。 全 5 枚 拡大写真

メルセデスベンツの新型『Eクラス』には、日本初となる24GHz帯のレーダーを備えた「レーダーセーフティパッケージ」が一部モデルに標準設定されているが、装着車を実際に運転することができた。もちろんご自慢の予防安全システムも試している。

【画像全5枚】

クローズされたコースで実際に試すことができたのは、前車追従レーダークルーズコントロールである「ディストロニック・プラス」、24GHzレーダーの特性をフルに活かした「アクティブブラインドスポットアシスト」、そして77GHzレーダーの特性を活かした「PRE-SAFEブレーキ」の3種類。

「ディストロニック・プラス」は2種類のレーダーをフルに使う。通常走行時(車間距離60-200m)には77GHz帯のミリ波レーダーを用いているが、このレーダーは他メーカーのクルマでも装備されているのでシステム的にも珍しいものではない。Eクラスが他と違うのは、国産車がレーザーやカメラで行っている車間60m以下の近距離検知を24GHz帯のレーダーで行っているということだ。

「レーザーやカメラの場合は天候の影響(雨や雪)を受けやすく、夜間もターゲットを外すことが多いのですが、レーダーであれば環境に左右されません」とメルセデスベンツのスタッフは説明する。

渋滞を想定した低速追従も完全にクリア。前走車が停止すと、自然な車間をキープしてこちらのクルマも停止する。再発進の場合はディストロニック・プラス用のレバーを軽く引くか、アクセルを踏むだけでシステムが再起動する。

他社の同様システムの場合、急カーブを進行している際に前走車を見失い、システムが止まってしまうこともあるが、ディストロニック・プラスの場合はシステム停止までの時間がある程度確保されており、前走車の姿を再びキャッチすると、そのまま作動状態が継続されるようになっている。

システム使用時のエンジン動作やブレーキフィーリングも滑らかで、高級車にふさわしい挙動をみせてくれる。

《石田真一》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. 「単なる復活ではない」三菱 パジェロ 新型、20年を経てデザインは何を継承し、何を変えたのか?
  3. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  4. トヨタ クラウン クロスオーバー改良新型、第5世代ハイブリッド導入で燃費・出力向上…リアデザインも変更
  5. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
ランキングをもっと見る