【新聞ウォッチ】大阪ダブル選「維新」圧勝とトヨタBMWの提携交渉

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年11月28日付

●大阪市長、橋下氏、ダブル選維新圧勝、知事は松井氏(読売・1面)

●大型二輪もタイ生産、ホンダ、超円高対策、来年10月にも(読売・1面)

●「ハチロク」復活トヨタ来春発売(読売・9面)

●欧州銀、ドル調達厳しく、国債保有に不安、金利急騰(日経・1面)

●キーパーソン:現代自、米で初の年間100万台超えへ、チョン・モング会長(日経・6面)

●省エネ技術でCO2削減、日産、海外に専門家派遣(日経・9面)

●タイ工場一部再開、ローム、車向けLSI出荷急ぐ(日経・9面)

●経営の視点:日本車と競う「メキシコ車」生産の新興国シフト加速(日経・9面)

ひとくちコメント

大阪市長と大阪府知事のダブル選挙は、市長に「大阪都構想」を訴える橋下徹氏、府知事に橋下氏を支える松井一郎氏が当選。有権者は既成政党に「ノー」を突き付けた格好だ。

きょうの日経を除く各紙が「橋下維新ダブル選圧勝」(朝日)、「維新圧勝、かすむ既成政党」(産経)などと、1面トップで報じたほか、全紙が社説でも「大阪ダブル選挙」をテーマに取り上げている。

ダブル(W)といえば、自動車メーカーで会社名に「W」が付くのは独の「BMW」だが、トヨタ自動車がそのBMWと環境分野での提携交渉を進めているという。26日付の日経が1面トップで報じ、他社も同日の夕刊、翌27日の朝刊などで追随している。

それによると、トヨタはBMWから環境性能の高いディーゼルエンジンの供給を受け、欧州の自社工場などで生産する中型車に搭載。エコカーとしてディーゼル車が主流の欧州市場をテコ入れする狙いのようだ。

トヨタは米フォードモーターともハイブリッド車(HV)などの技術開発で合意しており、今後もお互いにメリットがあれば“全方位”での提携を進めるものとみられる。

ただ、これまでトヨタは、資本提携先のいすゞ自動車と小型ディーゼルエンジンの共同開発を計画していたが、豊田章男社長の新体制下では凍結され、事実上の“白紙”状態となっている。

大阪のダブル選挙ではないが、超円高で“崩壊”寸前の国内の自動車メーカーも、生き残るためには既成概念を打ち破って、資本関係や国境を越えた大胆な発想の転換が求められる。

《福田俊之》

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