【新聞ウォッチ】ホンダがF1復帰? 伊東社長、再参戦に意欲

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年12月2日付

●消費増税、税率・時期年内メド明示、首相、女性宮宅の検討加速(読売・1面)

●車産業は今、韓国車品質でも脅威(読売・1面)

●トヨタ・BMW、環境連合、提携正式発表、HV・ディーゼル両立狙う(読売・8面)

●ひと:ホンダ・伊東孝紳社長、F1復帰挑戦したい(読売・8面)

●「横浜DeNA」誕生、プロ野球オーナー会議承認(毎日・1面)

●流行語大賞に「なでしこジャパン」(毎日・30面)

●就活スタート、2カ月遅く、短期決戦「優秀な学生」確保に不安(産経・3面)

●印スズキ不振続く、11月販売19%減、トヨタは2.7倍(産経・9面)

●東京モーターショー電機メーカー存在感(産経・10面)

●エンジン車時代続く、独自技術にこだわり、マツダ開発担当が意欲(東京・7面)

●ドル供給市場不安一服、EU抜本策注視(日経・1面)

●米自動車業界「日本、輸入車シェア過小」(日経・6面)

●国内新車販売22%増、11月、2カ月連続プラス(日経・11面)

●EVと連動次世代型住宅、積水ハウス(日経・11面)

ひとくちコメント

東京モーターショーが開幕。自動車関連の話題が際立つが、ホンダの伊東孝紳社長がリーマン危機後の2008年に撤退した自動車レースの最高峰「F1」復帰に意欲を示しているという。きょうの読売が「ひと」という人物コラムで取り上げている。

それによると、F1再参戦については「ものすごい高出力エンジンという役割ではなく、スマートな技術進化を取り入れる方向性が出たら、ぜひ挑戦したい」と述べている。ルールの将来的な変更を視野に入れた“復帰”発言とみられるが、コラムでは具体的な時期などには触れていない。

トヨタ自動車とBMWがディーゼルエンジンなど環境面で提携を発表したが、自主独立のホンダとは対照的である。最近はホンダの後ろ向き経営に対して、「ホンダの危機感」(『ベストカー』12月26日号)などのタイトルでワイド特集を掲載する自動車雑誌もあるほどで、メディアからも不安の声があがっている。

東京モーターショーの開催を機に伊東社長が「元気なホンダ」をアピールするための前向きな発言とも受け取れるが、“言うは易く行なうは難し”、車は「軽」にシフトしてもトップの一言は軽くはない。

《福田俊之》

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