【スマートモビリティアジア】乗り捨て可能な汎用型サイクルシェアリングシステム……NTTドコモ

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【スマートモビリティアジア】乗り捨て可能な汎用型サイクルシェアリングシステム……NTTドコモ
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福岡で開催中のスマートモビリティアジアでNTTドコモが自転車のシェアリングシステムと最新のシェアリング用車両を展示、紹介した。

NTTドコモと自転車のシェアリングとは関連がなさそうだが、すでに横浜で社会実験をおこなっている。横浜市都市整備局とNTTドコモが共同でおこなっている「baybike」というサービスだ。これはベイアリアを中心に20箇所ほどのサイクルポートを設置し、低料金で自転車を貸し出すというもの。ICカード化携帯電話で利用でき、乗り捨ても可能となっている。レンタサイクルではなくシェアリングということで1回の利用は30分以内を想定し、その範囲なら月学基本料以外の料金はかからない。

貸し出しシステムは無人で完全に自動化されているが、さらにそれを進化させたシェアリング専用の自転車も展示された。バッテリーを搭載したアシスト自転車で、同時に車両管理システムも搭載。ハンドルのテンキーに暗証番号を入力すると鍵が解錠される仕組みになっている。この自転車が実用化されれば、設置費用がかかる駐輪場の貸し出しシステムを不要にすることができる。

NTTドコモでは横浜での社会実験を続け、福岡を始め全国の主要都市で同様のビジネスを展開したい考えだ。

スマートモビリティアジアでは地元のNTTドコモ九州支社も独自のブースを出店していた。こちらは日頃から扱っているAndroidタブレットのさらなる需要拡大を狙ったもので、法人需要蜂起を目指し、タブレットと大型ディスプレイをつないでプレゼンや会議に使えるシステム例を紹介するなどした。

《山田正昭》

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