スバル インプレッサS206…コンプリートカーにふさわしい内外装

自動車 ニューモデル 新型車
タイヤハウスのエア抜きとエンジンルームのエア抜きダクト(フェンダー上部の黒い部分)
タイヤハウスのエア抜きとエンジンルームのエア抜きダクト(フェンダー上部の黒い部分) 全 23 枚 拡大写真

スバルの『インプレッサS206』は、歴代「S」シリーズの中でも、乗り心地や内装の質感、エクステリアにもこだわり、「持つ悦び」を提供するというコンセプトがある。

しかもこれらチューニングパーツや内外装の装備に、どれひとつとして見かけ倒しのものはない、と開発者らはいう。

例えば、エンジンについて、クランクシャフト、ピストン、コンロッドなどはラインオフのものの選別品や専用工場から調達したものとなる。選別基準は通常の半分ほどなるほど強化され、「クランクシャフトの回転ばらつきは通常の1/6まで精度を上げています」(パワーユニット技術部パワーユニット設計課神成匡泰課長)という。

また「ステアリングホイールの革は手になじむ質感にこだわっています。エアロパーツもレースカーのノウハウをフィードバックしており、風洞実験等でも効果を実証したものしか採用していません」(車体技術部毛利豊彦部長)といい、実際、カーボン製のリアウィング(NBRに装備)は、樹脂製のウィングより4kgも軽く、2段階の角度調整機能はダウンフォースを25%変化させることができる。

フロントフェンダー上部の黒いダクトはエンジンルーム内の空気の流れを作り内部の温度を2度下げることができる。エンジンの耐久性向上に貢献するパーツだ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る