【ベントレー コンチネンタルGTC 新型発売】30歳以上の公私ともパワフルでチャレンジングな人へ

自動車 ニューモデル 新型車
ベントレーコンチネンタルGTC
ベントレーコンチネンタルGTC 全 6 枚 拡大写真

9月のフランクフルトモーターショーで国際デビューしたベントレー『コンチネンタルGTC』が日本でもお披露目された。

初代のコンチネンタルGTCは2006年に発表された。その最大のマーケットはアメリカで、販売台数の48%を占める。そして、日本と韓国を合わせた販売シェアは0.4%。それほど大きな数字ではないものの、日本では200台近くが販売されたという。

日本の購入ユーザーを分析すると86%が男性であった。「しかし、他のベントレー各モデルと比較し、女性ユーザーが多いのはこのクルマの大きな特徴のひとつです」とは、ベントレージャパンマーケティングPRマネージャーの横倉典さんの弁。さらに、「これまでベントレーに乗っていない新規ユーザーが多いというのも特徴です」と分析する。

これらの結果を踏まえ、新型のターゲットユーザーは、「30歳以上の男女で、比較的若くしてビジネスで成功し、公私ともパワフルでチャレンジングな人。そして、ありきたりなライフスタイルではなく、常にイメージやパワー、ラグジュアリー感、プレステージ感を重視する人が自分へのご褒美として購入するのではないか」と想定する。

また、先代ユーザーの購入時重視点は、「ベントレー伝統のクラフトマンシップ、デザイン、装備品もさることながら、加速性能やエンジンのサウンドなどという、クルマそのものが持つパフォーマンスを非常に重視して購入しているユーザーが多い」ことから、その点を大きく反映させ、開発されたのが今回の新型であるとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る