【デトロイトモーターショー12】フォード C-MAX にHVとPHV…プリウスを意識
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『C-MAX』はもともと、欧州向けに開発された2列シート、5名乗りの小型MPV。プラットフォームは、『フォーカス』がベースだ。3列シート、7名乗り仕様は『グランドC-MAX』を名乗る。フォードは2011年、消費者の小型車シフトに対応して、米国市場へC-MAXを投入している。
そのC-MAXの米国ラインナップに、2012年に加わるのがC-MAXハイブリッドとプラグインハイブリッド版のC-MAXエナジー。ともに、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。二次電池は、リチウムイオンバッテリーだ。
フォードモーターがアピールするのが、燃費の良さ。同社によると、C-MAXハイブリッドはトヨタ『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)を、C-MAXエナジーはトヨタ『プリウス プラグインハイブリッド』を、燃費性能で上回るという。
同社初の市販EV、『フォーカス エレクトリック』の生産も開始したフォードモーター。2012年はEV、ハイブリッド、プラグインハイブリッドと3種類の環境対応車のラインナップが揃うことになる。
《森脇稔》