メルセデスベンツ世界販売、過去最高の136万台…2011年実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
メルセデスベンツCクラス
メルセデスベンツCクラス 全 4 枚 拡大写真
ダイムラーは5日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2011年1〜12月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は、過去最高の136万2908台。前年比は14.1%増と、2桁の伸びを達成した。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年比15.1%増の126万0912台。スマートは10万1996台を販売し、前年比は0.8%増。

市場別では、西欧が前年比1%減の55万1541台とわずかに減少。このうち、地元ドイツは1.2%減の26万2256台だった。好調なのは、香港を含む中国。19万3339台を売り上げ、前年比30.6%増の伸びを示す。米国は、前年比13.3%増の24万5231台だ。

また、ロシアは47.3%増の2万9058台、インドは22.7%増の7089台、ブラジルは35.3%増の1万0197台。いわゆるBRICs諸国では、急成長を遂げた。

メルセデスベンツブランドでは、『Cクラス』が前年比16.8%増の40万1340台を販売。『Eクラス』は4.7%増の24万4341台、『Sクラス』は2005年の現行型発売以来、累計44万台以上を売り上げる。

SUVでは、『GLK』が24%増の24万8574台。『Mクラス』は17.9%増、『Rクラス』は45.5%増、『GLクラス』は28.2%増、『Gクラス』は28.3%増と、いずれも大きく伸びた。

ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは、「2011年の過去最高の結果には満足している。2012年は魅力的な新型車を投入し、さらに販売を上乗せしたい」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る