三菱電機、インドの地元メーカーを買収 FA事業強化

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三菱電機は、インド市場でFA(ファクトリーオートメーション)システム事業を強化するため、シーケンサ・表示器メーカーで同社のFA機器のインドでの販売代理店でもある MESSUN(メサング)グループを買収すると発表した。

買収後、三菱電機の子会社である三菱エレクトリック・インドに統合、4月から新体制での営業を開始する。買収によりインド市場でのFA機器の販売力とソリューション提案力の強化を図り、2015年度にインドでの売上高150億円を目指す。

インドでのFA市場は、自動車・繊維・製薬・食品産業向けを中心に年率10%以上の成長が見込まれている。シーケンサ・表示器メーカーでもあるメサング・グループは高い技術力を背景に顧客密着型のソリューション提案と技術サポートにより、メイン市場である自動車、繊維などの製造装置メーカー向けに三菱電機製品を販売、一定のシェアを獲得してきた。

今後、新規顧客獲得と既存顧客深掘りのためにはメーカーとしてのソリューション提案力向上が急務と判断、メサング・グループを買収する。メサング・グループの販売組織とシーケンサ、表示器の製造・開発拠点を三菱電機グループが取り込むことで、インドでの販売・製造・開発面での事業体制を強化する。

《レスポンス編集部》

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