ホンダが発表した2011年12月の四輪車の生産・販売・輸出実績は、世界生産台数が前年比2.3%減の28万1222台と2か月連続でマイナスとなった。
タイ洪水の影響でタイ工場の生産が依然として停止しているのに加え、欧州の生産も落ち込んているため。
国内生産は同10.8%増の9万2663台と2か月ぶりに前年を上回った。
海外生産は同7.6%減の18万8559台と3か月連続プラスとなった。タイ洪水影響でアジアが同20.1%減の7万5594台と低迷。欧州も同55.9%減の4423台だった。北米は同18.1%増と前年を上回った。
国内販売は同1.1%減の4万1653台と2か月連続マイナスとなった。登録車は前年を上回ったが軽自動車が落ち込んだ。
輸出は同9.7%減の2万4713台と2か月連続マイナスとなった。欧州は同21.4%増と前年を上回ったものの、北米が同14.5%減、アジアが同19.9%減となった。