トヨタの北米生産、2年連続で減少…2011年実績

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トヨタ・カローラ
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トヨタ自動車の米国生産子会社、トヨタモーターエンジニアリング&マニュファクチャリングノースアメリカ(TEMA)は、2011年の北米における現地生産実績を公表した。

TEMAの発表によると2011年、米国とカナダを合わせて、125万5635台を生産。前年比は13.9%のマイナスと、2年連続で前年実績を下回った。これは、東日本大震災後の減産の影響が大きい。また、2010年には9万台を生産したGMとの合弁工場であるNUMMIが、操業停止により生産台数がゼロとなったことも響いた。

全生産量の125万台5635台のうち、最多となったのは、カナダのTMMCで41万2828台。それでも、前年比は10%落ち込んだ。同工場では、『カローラ』が前年比6.2%増の20万4276台と生産台数を伸ばす。

米国で最も生産台数が多かったのは、ケンタッキー州のTMMKで31万5239台。しかし、前年比は15.2%のマイナスだ。インディアナ州のTMMIは、中型SUVの『ハイランダー』が伸びた効果で、前年比1.6%増の24万7818台を出荷している。

《森脇稔》

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