NTNが発表した2011年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比10.1%減の141億2400万円となった。
売上高は同1.7%増の3978億2500万円となった。自動車市場向けは不振だったものの、産業機械、補修・市販市場向けが好調だった。
収益では、経常利益が同8.9%減の115億3700万円。当期純利益は特別損失として地震関連費用などを計上したため、同56.4%減の44億6300万円となった。
通期業績見通しは、欧州の債務危機を発端とした経済環境の悪化やタイ洪水の影響を見込み、下方修正。
売上高は前回予想から350億円マイナスの5400億円、営業利益は100億円マイナスの200億円、経常利益は105億円マイナスの155億円、最終利益は70億円マイナスの70億円となる見通し。