【マツダ CX-5 発表】デザインと機能の融合

自動車 ニューモデル 新型車
マツダCX-5
マツダCX-5 全 6 枚 拡大写真

マツダから発売された、新型SUV『CX-5』は、デザイン(スタイリング)と機能を融合させたモデルである。

プログラム推進本部主査の田中英明さんは、まず「我々はユーザーの日常における“やってみたい”を後押しし、自分たちの作ったクルマで、ユーザーのライフスタイルを広げるお手伝いをしたい、そういった気持ちを込めて開発しました」と話す。

例えば、「ドライブに出かけたとき、楽しくて思いがけず遠くまで来てしまった---。CX-5はこのような体験を、乗る人すべてに提供したいと考えています。そのための強力な武器が、初の全面採用となった新世代技術「SKYACTIV」テクノロジーと新デザインテーマ“魂動”なのです」。

CX-5が提供する価値は大きく4つある。まず、魅せる歓び(デザイン)、そして、意のままに操る歓び(ダイナミック性能)、使い切る歓び(機能性)、最後に永くつきあう歓び(環境・安全)だ。

その中のひとつ、魅せる歓びについて田中さんは、「マツダの新しいデザインテーマである“魂動”を全面的に採用する、第一弾のモデルです。SUVらしい力強さとともに、生命力と躍動感を研ぎ澄ませたスタイリングを実現しました」と話す。

「我々開発チームは機能とデザインを統合したものこそが、ユーザーの高い満足を生むと考えました」といい、例えば、「サイドルーフスポイラーは流麗なシルエットを形作るとともに、空気の巻き込みを最適化する効果的なアイテムです。同様に、リアコンビランプも同じ狙いでデザインされているのです」とする。

それ以外にも、「ポケットの中の、携帯や財布、免許証などをクルマの中で収納するに困った人も少なくないでしょう。そこで、サテンメッキを両側に配することで視線誘導を行う、大きな小物入れをセンタークラスターに設置しました。また、サテンメッキは雑多なモノを見せ難くする視覚的効果をも生むのです」(田中さん)。

「デザインと機能の融合、CX-5はドライバーとパッセンジャーをより魅力的に見せるだけではなく、街の中で、CX-5を見た人々の心も魅了するように、デザインチームは作り込んできたのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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