16日午後1時5分ごろ、北海道当別町内の国道275号を走行していた軽乗用車と大型トラックが正面衝突する事故が起きた。軽乗用車は中破し、運転していた81歳の男性が死亡。同乗していた77歳の女性も重傷を負っている。
北海道警・札幌北署によると、現場は当別町対雁付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車が対向車線側へ逸脱し、順走してきた大型トラックと正面衝突に至ったものとみられている。
軽乗用車は中破。運転していた同町内に在住する81歳の男性は全身を強打し、収容先の病院で死亡。同乗していた77歳の女性も頭部などを強打する重傷を負っている。トラックを運転していた札幌市内に在住する27歳の男性にケガはなかった。
事故当時、現場付近は猛烈な地吹雪となっており、視界は非常に悪かった。警察では軽乗用車が風でハンドルを取られた可能性もあるとみて、事故発生の経緯について調べを進めている。