事故を起こした大型トレーラーは無許可運行、運送会社を書類送検

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昨年11月、兵庫県神戸市兵庫区内で発生した大型トレーラーと路線バスの衝突事故について、兵庫県警は17日、トレーラーを運転していた64歳の男を自動車運転過失傷害容疑で。男が勤務する運送会社(法人)を道路交通法違反容疑で書類送検した。

兵庫県警・交通捜査課によると、問題の事故は2011年11月30日の正午ごろ発生している。神戸市兵庫区菊水町10丁目付近の市道で信号待ちをしていた車列に対し、後ろから進行してきた大型トレーラーが追突。路線バスなど車両5台が関係する多重衝突に発展し、バスの乗客ら30人が重軽傷を負った。

事故を起こしたトレーラーは全長が15mを超えており、運行には道路管理者の許可が必要だったが、車両を所有する運送会社はこれを怠っており、無許可での運行だったことが後に判明した。

また、トレーラーを運転していた64歳の男も適切なブレーキ操作を怠っていたことが判明。結果として下り坂での制動力が足らず、追突に至っていたことがわかった。

警察ではトレーラーを運転していた男については自動車運転過失傷害容疑で。車両を保有する運送会社については、法人として道路交通法違反(無許可運行)容疑で書類送検した。これまでの調べに対し、運送会社の関係者は「許可申請が面倒だった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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