TDK子会社、大容量蓄電池の充電専用標準電源を開発

自動車 ビジネス 企業動向
EVAシリーズ
EVAシリーズ 全 1 枚 拡大写真

TDKのグループ会社であるTDKラムダは、大容量蓄電池の充電専用標準電源『EVAシリーズ』を開発した。

EVAシリーズは、100kWhを越える業務用の大容量蓄電池システムに必要な100〜600VDCの充電電圧に対応する最大出力2.4kWの装置組み込み専用のAC-DC電源。リチウムイオン電池をはじめ、幅広い蓄電池の充電に対応する。

プログラマブルな可変電圧・可変電流機能を搭載しており、幅広い仕様の蓄電池システムに対応する。また、シリアル通信機能も標準装備し、外部機器からの設定・変更が可能。並列運転が可能でマスタースレーブ運転は4台まで対応する。

150/300/600VDCの3機種をラインアップする。4月末から300VDCの受注を開始し、その他の機種も順次受注を開始する。

スマートグリッドや電気自動車、プラグインハイブリッド車など、大容量の蓄電池を使ったシステムやアプリケーションが増えている。加えて、原子力発電の停止に伴う電力不足の懸念から、蓄電池を使った非常用電源の需要も高まっているが、こうした状況を背景に同社は大容量蓄電池向けの充電専用標準電源EVAシリーズを開発し、ニーズに対応していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る