【レンジローバー イヴォーク 発表】LRXコンセプト の市販化

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レンジローバー イヴォーク クーペ
レンジローバー イヴォーク クーペ 全 6 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、コンパクトプレミアムSUV『レンジローバー・イヴォーク』を3月3日より発売を開始すると発表した。

イヴォークは、2008年1月の北米国際自動車ショーにて発表された、『LRXコンセプト』を製品化したものである。LRXコンセプトは、「伝統的なレンジローバーのデザインをモダンにして、ダイナミックでエモーショナルなスタイリングを完成させました。この大胆に進化を遂げたLRXコンセプトは大きな賞賛を得て、それが今回新型車としての生産という形になったのです」と語るのは、マーケティング・広報部 ストラテジック プランニング マネージャーの須藤博さん。

イヴォークのエクステリアデザインの課題は、LRXコンセプトのデザインをできる限り忠実に、先進でインパクトのあるスタイリングを実現することだった。そこで、「新しいテクノロジーや考え抜かれたエンジニアリングソリューションが投入され、結果としてミリ単位の差で、見事にLRXコンセプトのスタイリングを再現することに成功したのです」(須藤さん)。

イヴォークのスタイリングを開発する際に与えられた課題は3つあった。まず、「LRXコンセプトのスタイリングを忠実に守るということ。もうひとつは、ショーカーをベースとしながらも、きちんと実用性を兼ね備えたクルマに仕立て上げ、十分な室内空間や多用途性をきちんと維持するということ。最後は、ランドローバーの重要な価値である、圧倒的なオフロード性能を保つということ。この3つの面を同時に実現するということが課題でした」と述べ、それらの課題をクリアされ製品化されたとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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