6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12。BMWのブースでは、『6シリーズ・グランクーペ』がワールドプレミアを飾った。
同車は、「カブリオレ」、「クーペ」に続いて登場した新型『6シリーズ』の第3のバリエーション。メルセデスベンツ『CLS』やアウディ『A7スポーツバック』に真っ向勝負を挑む4ドアクーペだ。
ボディサイズは、全長5007×全幅1894×全高1392mm、ホイールベース2968mm。2ドアクーペに対して、全長とホイールベースは約110mm延ばされており、この部分が後席乗員の空間に充てられる。
また、『5シリーズセダン』(全長4910×全幅1860×全高1475mm、ホイールベース2970mm)との比較では、6シリーズ グランクーペは全高が約80mm低いのが際立つ。
エンジンは他の6シリーズと共通で、ガソリンは2種類。「640i」は直噴3.0リットル直列6気筒ターボで、最大出力は320ps/5800-6000rpm、最大トルクは45.9kgm/1300-4500rpm。0-100km/h加速は5.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。
「650i」は直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボで、最大出力は450ps/5500-6000rpm、最大トルクは66.3kgm/2000-4500rpm。クーペやカブリオレよりも、43ps、5.1kgmパワフルになっており、0-100km/h加速は4.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。