【ATTT12】トヨタのつながる技術、各種を披露

自動車 テクノロジー ネット
ATTT12 トヨタブース
ATTT12 トヨタブース 全 18 枚 拡大写真

トヨタは通信を用いた開発・構想中の技術各種を出展した。オンデマンド車載ディスプレイには今回新たに動画再生機能と、オペレータによる案内機能を付加した。

動画再生機能の搭載は、エンターテイメント性の向上を図ることが目的。

オペレーター案内機能では、現在地から目的地までの案内に加えて、移動中に中継できる充電スポットの位置も提供する。オペレータとの通信は従来、カーナビに搭載していたKDDIのDCMを用いていたが、今回の展示では、スマートフォンの通信機能を用いる方式としている。

カーナビとスマートフォンが、ある程度近い距離にある場合はWiFiでつながっている。この場合、10mくらいまでは通信が安定しているが、障害物などがあると50mくらいで通信電波は弱くなってしまう。そのため、スマートフォンでインターネットに接続し、トヨタスマートセンター経由で家やクルマを操作する仕組みも構築している。

トヨタ自動車のe-TOYOTA部 システム開発室の井上淳主任は「クルマに乗ったときに必要な機能はカーナビに集約し、持ち歩き可能なスマートフォンに必要な機能はスマートフォンに集約するというかたちで、人、家、クルマをシームレスにつなぐ最適な手法を模索しています」と話した。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る