全体相場は大幅続伸。円高の修正期待から輸出関連株を中心に買いが先行。幅広い銘柄に買いが入り、信用取引の売り方も買い戻しを迫られる動きとなった。
東証弟1部銘柄の9割強が値上がりする全面高となり、平均株価は前日比236円91銭高の1万0255円15銭と急伸。昨年9月27日以来の上げ幅で、東日本大震災発生前日3月10日の引け値をおよそ1年ぶりに上回った。
自動車株は、円高修正と米国経済の先行きに対する期待感を背景に全面高。トヨタ自動車が125円高の3600円と続伸し、震災発生日の引け値を上回った。日産自動車が18円高の894円と続伸し、ホンダが110円高の3270円と反発。
全面高の中、三菱自動車が94円で変わらず。