自動運転請け負いも 国交省次世代ITS勉強会

自動車 社会 行政

国土交通省は26日、次世代ITSに関する勉強会のとりまとめをおこない、公表した。

高速道路の自動運転実現に向けた取り組みを検討したもので、とりまとめでは、先行車との車間時間や速度等を維持する車両制御技術であるACC(Adaptiv Cruise Control)と左右の制御を行うレーンキープアシストなどのすでに製品化された技術を活用した「オートパイロットシステム」の実用化をめざすこととされた。

現在の技術水準を踏まえ、専用車線までの合流まではドライバーが運転し、専用車線走行時にはシステムが自動的に運転し、専用車線から分流した後は再びドライバーが運転するといったシステムが考えられるとしている。

さらに、運営の仕方として、特定の運営会社がドライバーからある時間、ある区間の運転を請け負うシステムも考えられるとしている。

とりまとめでは、こうした「オートパイロットシステム」の検討を進め、2013年に東京で開催するITS世界会議でデモンストレーションを行うとともに、会議でオートパイロットシステムの実現時期の公表をめざすとしている。さらに、2020年代初頭頃のオートパイロットシステムの実現をめざすとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. パイオニア、『プリウス』『ジムニー』『スペーシア』専用カーオーディオ取付キット3機種を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る