【東京モーターサイクルショー12】インドのロイヤル・エンフィールド、日本で年間300台の販売目指す

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東京モーターサイクルショー12 ロイヤル・エンフィールド
東京モーターサイクルショー12 ロイヤル・エンフィールド 全 2 枚 拡大写真

「第39回東京モーターサイクルショー」(23~25日)で、レトロなオートバイを3台展示したのがインドのオートバイメーカー、ロイヤル・エンフィールドだ。日本での販売を伸ばすために5年ぶりに出展したという。

同社はもともと英国のオートバイメーカーで、その歴史は古く、創業は1893年に遡る。1955年にインド工場(エンフィールド・インド)を設立したが、70年に英国本社が倒産。その後、エイガーグループがインド工場を買い取り、再スタートを切ったわけだ。

現在、インドで年間5万台のオートバイを生産しており、白バイや軍隊用オートバイはすべて同社のものだという。若者の間で人気が高く、20~30歳代のユーザーが8割を占めるそうだ。「インドではホンダよりも人気があるんです」とロイヤル・エンフィールド・ジャパンの関係者。

その特徴はレトロなデザインで、「英国で生まれたスピリットが現在の技術と融合し、新たな進化を遂げたオートバイ」とのことだ。日本ではまだ年間100台ほどの販売だが、「それをなんとか300台まで持っていきたい」と同社関係者は話す。そのために、これまでの『Classic 350/500』のほかに、新たに500ccのオートバイ『Bullet 500』を4月から投入する。ちなみに価格は『Classic 350』が59万8000円、『Classic 500』が71万~78万円、『Bullet 500』が63万~67万円だ。

《山田清志》

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