【北京モーターショー12】ダイムラーとBYD、新ブランドのデンツァを正式発表…EVコンセプト公開へ

エコカー EV
中国専用のEV新ブランド、デンツァ(DENZA)を発表するダイムラー北東アジアのウルリッヒ・ウォルカー会長兼CEO
中国専用のEV新ブランド、デンツァ(DENZA)を発表するダイムラー北東アジアのウルリッヒ・ウォルカー会長兼CEO 全 2 枚 拡大写真

ダイムラーと中国BYD(比亜迪)は3月30日、中国専用のEVブランド、「デンツァ」(DENZA)を発表した。同ブランドの最初のコンセプトカーは23日、中国で開幕する北京モーターショー12(オートチャイナ12)でワールドプレミアされる。

画像:デンツァ(DENZA)

ダイムラーとBYDは2010年3月、技術提携を発表。2010年5月には、中国でEVを共同開発することを目的に、合弁会社の「深センBYDダイムラー・ニューテクノロジー社」を設立した。デンツァは、両社の合弁会社が中国で現地開発し、中国市場だけで販売するEVに特化したブランドの名称だ。

ダイムラーとBYDは今回、デンツァのブランドロゴを公開。水滴をモチーフにしたロゴマークが描かれる。なお、北京モーターショー12でコンセプトカーを披露した後、最初の量産車は2013年に登場する予定。

ダイムラー北東アジアのウルリッヒ・ウォルカー会長兼CEOは、「我々はEVに特化したブランドを初めて中国に導入する」とコメント。BYDの王伝福 会長は、「デンツァが中国の新エネルギー車市場のリーダーとなる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 3輪電動モビリティ「Raptor」、新デザインモデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  4. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  5. ジャパンモビリティショー2025が開幕! 注目記事ベスト5…ダイハツ『コペン』次期型アンベール
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る