スズキのインド新車販売、11年ぶりに減少…2011年度実績

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マルチスズキが2月にインドで発売したスイフトの4ドアセダン、新型Dzire
マルチスズキが2月にインドで発売したスイフトの4ドアセダン、新型Dzire 全 3 枚 拡大写真

インド新車市場でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは2日、3月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、3月としては過去最高の12万5952台。前年同月比は3.3%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

12万5952台の販売台数の内訳は、インド国内が11万2724台と、こちらも3月の販売記録を更新。前年同月比は2.1%増と3か月連続のプラスで、10万台超えも3か月連続だ。輸出は1万3228台。前年同月比は14.7%増と、4か月連続で前年実績を上回る。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、トータル9万8758台を販売。前年同月比は3.5%増と、3か月連続で増加した。

一方、Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2436台を販売。前年同月比は13.7%減と、9か月連続のマイナスだ。

マルチスズキの2011年度(2011年4月から2012年3月)の新車販売台数は、113万3695台。2010年度実績に対して10.8%減と、2000年度以来、11年ぶりに前年実績を割り込んだ。これは、インド国内工場のストライキによって、生産が停止した期間があった影響が大きい。

《森脇稔》

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