一時停止を無視して進入、9人が死傷する事故に

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2日午前8時50分ごろ、静岡県裾野市内の市道で、高齢者介護施設の所有するワゴン車と、交差道路を進行してきた乗用車が出会い頭に衝突。押し出されたワゴン車は対向車とも衝突した。この事故で1人が死亡、8人が重軽傷を負っている。

静岡県警・沼津署によると、現場は裾野市茶畑付近。交差点に信号機は設置されていない。乗用車は一時停止を怠って交差点へ進入し、右方向から進行してきたワゴン車の側面部に衝突。ワゴン車は対向車線側へ押し出される状態となり、直後に対向車線を順走してきた別の乗用車とも衝突した。

複数回の衝突でワゴン車は大破。後部座席に同乗していた90歳の男性が出血性ショックでまもなく死亡。運転していた48歳の男性を含む5人が骨折や打撲などの重軽傷を負った。対向車に乗っていた4人と、一時停止を無視したクルマを運転していた同市内に在住する81歳の男性も打撲などの軽傷を負い、病院へ収容されている。

警察では一時停止を無視し、安全を確認しないまま進入したことが事故につながったものとみて、81歳男性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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