ホンダは『ステップワゴン』をマイナーチェンジし、使い勝手や経済性を向上させた。
「ステップワゴンはホンダ独自の技術でもある低床低重心の車体に、広さ、大きさ、使いやすさ、経済性を高次元でバランスよく兼ね備えたクルマです」と語るのは、本田技術研究所四輪R&Dセンターの古畑亨氏。
今回のマイナーチェンジでは、「広さ、大きさはそのままに、使い勝手や経済性をさらに向上させ、家族みんながもっと楽しめるクルマに仕上げました」と話す。
まず「従来の3人掛けタンブルシートは座り心地を向上させ、そして今回新たに2人掛けのキャプテンシートをメーカーオプションで用意しました」。
使い勝手では、「ワンタッチでウォークスルーが可能になるシートセンターテーブルを追加し、(その後端に設置した)ドリンクホルダーは2列目シートからも使える設定としています」。
また、タンブルシート仕様には、センターアームレストと買い物に便利なコンビニフックを追加するなど、「子育てママにも焦点を当てた装備を充実させました」という。
経済性においては、「車体の空気抵抗を減らし、ライトの省電力化や、今回新開発のCVTを搭載。さらにアイドリングストップシステムとの組み合わせで、従来モデルと比較し約10%の燃費向上が可能となりました。これはクラストップレベルの低燃費です」とし、「ホンダはこれからも多くの家族の幸せを応援していきます」と語った。