トヨタ自動車は11日、『ビスタ』『コロナ』『ナディア』3車種のコネクティングロッド取付ボルトに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1996年12月9日~2001年12月3日に製作された7万0410台。
原動機内部のコネクティングロッド取付ボルトの強度が不足しているため、エンジンオイル中の成分の影響でボルトが折損し、エンジンが破損して走行不能や火災に至るおそれがある。
全車両、コネクティングロッド取付ボルトを対策品と交換する。また、使用者に定期的なエンジンオイル交換の必要性について周知する。
不具合発生件数は107件で、市場からの情報と国土交通省からの指摘でわかった。現在のところ、事故は起きていない。