イタリアの自動車大手、フィアットは12日、傘下の高級スポーツカーメーカー、マセラティの新戦略を発表した。新型車の積極投入がメインとなる。
同社の発表によると、マセラティは今後2年間に、3種類の新型車を発売。その全てが、異なるカテゴリーに投入されるモデルになるという。
現時点でフィアットは、この新型3車種の内容を公表していない。しかし、マセラティ初のSUVコンセプトカー、『クーバン』の市販版が含まれるのは確実。また、4ドアサルーンの『クアトロポルテ』の小型バージョンも含まれると見られる。
フィアットは「2015年までに、マセラティの年産台数を5万台へ引き上げる」とコメントしている。