日産 リーフ、欧州で大幅改良か

モータースポーツ/エンタメ 出版物
日産リーフ(ジュネーブモーターショー12)
日産リーフ(ジュネーブモーターショー12) 全 2 枚 拡大写真

日産自動車が2010年末、日本と米国で発売した新型EV、『リーフ』。同車の欧州仕様に、大幅な改良が施される可能性が出てきた。

これは12日、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。同メディアのインタビューに応じた欧州日産のコリン・ローサー副社長は、2013年2月からリーフの英国現地生産が開始されるのを機会に、リーフに欧州市場の嗜好に合わせた大幅改良を施す可能性を示唆したというのだ。

大幅改良が行われるとしたら、その狙いは何か。それは2011年、リーフの欧州販売実績は1728台と、販売が低迷しているからに他ならない。2011年の欧州カーオブザイヤーを受賞したリーフにとっては、この販売台数は不本意な数字だろう。

コリン・ローサー副社長は、想定される大幅改良の主な内容として、「外観の変更、160kmの最大航続可能距離の延長、車両価格の引き下げ」の3点を指摘したとのこと。

日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOはニューヨークモーターショー12の基調講演において、「2016年までに日産は、全世界で150万台のEVを販売するようになるだろう」と発言。欧州市場でのリーフの販売台数の引き上げが、この150万台の実現に欠かせないものとなりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  4. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る