ひき逃げで逮捕の男、容疑への関与自体を否認

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昨年12月、埼玉県和光市内の国道254号で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は21日、22歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。事故への関与自体を否認しているようだ。

埼玉県警・交通捜査課、朝霞署によると、問題の事故は2011年12月26日の午後10時35分ごろ発生している。和光市広沢付近(片側3車線の直線区間)で、青信号に従って横断歩道を自転車で渡っていた20歳の女性に対し、信号を無視して右方向から進行してきた軽乗用車が衝突。自転車は弾き飛ばされるようにして転倒し、女性は収容先の病院で死亡した。

クルマはそのまま逃走。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故翌日に現場から約4km離れた雑木林に放置されたクルマを発見。現場から採取した破片と、放置されたクルマの破損部位が一致したことから、これを容疑車両と断定。所有者から事情を聞いていた。

この結果、所有者の娘が当時交際していた男がクルマを乗り回していたことが判明。事故後、この男の行方がわからなくなっており、警察は男が容疑に関与したものとみて、その行方を追っていた。

その結果、埼玉県内に潜伏していた男を発見。21日までにひき逃げ容疑で逮捕した。調べに対しては「そんな事故は起こしていない」と、容疑への関与自体を否認しているという。警察では男を厳しく追及、車両の使用実態を含めて調べを進めている。

《石田真一》

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