日信工業の通期決算…大幅減益、震災などが影響

自動車 ビジネス 企業動向

日信工業が発表した2012年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比27.4%減の94億7400万円で大幅減益となった。

売上高は同3.4%減の1590億9800万円だった。アジア各国やブラジルの二輪車市場の好調による需要増加はあったものの、四輪車市場で震災およびタイ洪水の影響による完成車メーカーの減産の影響を受けた。

収益面では、コスト削減による改善効果があったものの、売上減や円高の影響で、経常利益は同29.8%減の87億1700万円、最終利益は同35.6%減の42億7800万円となった。

今期の業績見通しについては、成長市場に軸足をおいた現地調達、現地生産の拡大を図ることで、売上高は同13.8%増の1810億円、営業利益が同53.0%増の145億円、経常利益が同83.5%増の160億円、最終利益が同103.4%増の87億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. まるでスポーツカー、アキュラの新型SUV『RSX』世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る