JVCケンウッド通期決算…経営統合後、初の最終黒字

自動車 ビジネス 企業動向

JVCケンウッドが発表した2012年3月期の連結決算は、最終損益が60億3200万円の黒字となった。前期は40億2500万円の赤字だった。

雇用構造改革費用や固定資産売却損の大幅な減少により、特別損失が前期比で約174億円減少したことがその要因。黒字化は2008年10月のグループ発足以来初。

売上高は前年同期比9.0%減の3208億6800万円で減収となった。円高、震災、タイ洪水の影響に加え、前期に実施した構造改革による一部事業の絞り込みや譲渡が伸び悩みの原因となった。

収益では、営業利益が同1.1%減の128億1300万円。経常利益は同15.3%減の64億2000万円だった。

今期の業績見通しは、売上高が同5.9%増の3400億円、営業利益が同9.3%増の140億円、経常利益が同40.2%増の90億円、最終利益が同16.0%増の70億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る