日本自動車工業会が発表した2011年度(2011年4月~12年3月)の二輪車の生産台数は、前年度比7.1%増の67万8949台となり、2年連続で前年を上回った。
東日本大震災で一部メーカーの生産に影響が及んだものの、震災で機動力のある二輪車が見直されたこともあって国内需要が順調に推移した。
車種別の生産台数では、小型二輪車が同9.8%増の39万8815台と好調だったのをはじめ、軽二輪車も同5.8%増の10万8107台、原付一種が同14.7%増の10万7362台だった。原付二種は同13.5%減の6万4665台と低調だった。
2011年度の国内需要は同7.4%増の40万7567台、輸出も同5.5%増となった。