小糸製作所が発表した2012年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比15.2%減の317億2500万円と大幅減益となった。
売上高は同0.5%減の4309億2900万円と微減だった。期前半に東日本大震災の影響で自動車生産が大幅に減少したものの、後半にかけて大幅に増加したことから主力の自動車照明関連事業が増収となった。
収益では、期前半の国内外の日本車減産に伴う固定費負担増加などの影響で経常利益は同8.2%減の314億9600万円と減益だった。当期純利益は特別損失の減少で同33.8%増の133億9100万円となった。
今期の業績見通しは売上高が同10.9%増の4780億円、営業利益が同26.1%増の400億円、経常利益が同20.6%増の380億円、当期純利益が同49.4%増の200億円となる見通し。