バス待ちの小学生にクルマ直撃、25mひきずられ死亡

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4月27日午前7時30分ごろ、千葉県館山市内の県道を走行してい軽ワゴン車が路外に逸脱。道路左側のバス停にいた集団登校中の小学生に突っ込む事故が起きた。この事故で1人が死亡した。警察は車を運転していた20歳の男を現行犯逮捕している。

千葉県警・館山署によると、現場は館山市大賀付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽ワゴン車は右カーブを進行中に道路左側の路外に逸脱、バス停にいた集団登校中の小学生に突っ込んだ。

バス停には児童4人と付き添いの保護者2人がいたが、車はこのうち6歳の男児を直撃。クルマの下敷きにした状態で約25mに渡ってひきずった。男児は全身強打と出血性ショックが原因でまもなく死亡。他の5人にケガはなかった。警察は車を運転していた20歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

警察の調べに対して男は「釣りに行こうとしていた。どこで釣ろうかと考え、ボーッとしていた」などと供述しているという。事故当時は強めの雨が降っており、見通しが若干悪かったという。衝突時には約50km/hで走行していたとみられ、ブレーキ痕は見当たらなかった。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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