【北京モーターショー12】キャデラック ELR …新型PHVクーペを中国市場に投入
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キャデラックは2009年1月、デトロイトモーターショー09にコンセプトカーの『コンバージ』を出品。シボレーブランドのPHV、『ボルト』と同じプラグインハイブリッドシステムを積むラグジュアリーな2ドアクーペの提案だった。
モーターは最大出力163ps、最大トルク37.8kgm発生。最大64kmをモーターだけでEV走行し、最高速は161km/hだ。二次電池は蓄電容量16kWhのリチウムイオンバッテリー。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のガソリンエンジンが始動。ジェネレーターを回して、モーターに電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。
GMはすでにこのコンバージを、キャデラック『ELR』として量産すると発表済み。今回の北京モーターショー12では、同車の中国市場への投入がアナウンスされた。
中国はキャデラックにとって、北米に次ぐ世界2番目の量販市場。GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「2016年までに『XTS』とELRを中国市場で発売し、高級車を求める顧客のニーズに応えていく」と述べている。
《森脇稔》
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