日産ピーターCFO、露アフトワズ買収「非常に良い投資対象、期待値も高い」

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産自動車ジョセフ・ピーターCFO
日産自動車ジョセフ・ピーターCFO 全 2 枚 拡大写真

日産自動車のジョセフ・ピーターCFO(最高財務責任者)は11日横浜市の本社で開いた決算会見で、仏ルノーと共同で経営権を取得することで基本合意したロシア自動車最大手アフトワズについて「非常に良い投資対象であり、期待値も高い」との考えを示した。

【画像全2枚】

その理由としてピーターCFOは「既存の生産能力を使うことによってロシア市場で早く発展できるというメリットがある。またアフトワズの事業計画をみると向こう5年間で多くの好機があると考えている。アフトワズ自体で大規模な収入を得る好機がある」ことをあげた。

さらに「私どものロシア事業をより速いペースで発展できる。そしてトップレベルの自動車メーカーになる可能性があると考えている」と述べた。

またカルロス・ゴーン社長は会見で「ロシアではルノーとアフトワズの3社合計で40%のシェア獲得を目指している。今年後半にはアフトワズのトリアティ工場で生産するエントリーカーの第一弾『アルメーラ』を発売する」ことを明らかにした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る